インド株に投資するにはどんな方法があるの？

残念ながら、現在ではインド株を直接買うことはできません。

個人投資家がインド株に直接投資することはできないため、現状はインド株ファンドであれば、簡単にインドへ投資できるということがわかりましたので、インド株ファンドに投資することができます。

この他には、インド株ADRやインド株eワラントでも投資することができます。

外国株に投資する場合、日本人が日本の証券会社を通して、直接、個別銘柄の株を買える国は
限られています。

インドの株式市場に参加できる外国人投資家は、現状ではインド証券取引委員会に資格登録して、
インドの国内投資家と認定された海外機関投資家に限られています。

日本の個人投資家には直接的な投資の道は閉ざされていますが、
ＡＤＲ（米国預託証券）での取引は可能です。

またインド株で組成された投資信託（ファンド）や金融派生商品（ｅワラント）を購入することもできます。

インド株ファンド主な一覧
【運用会社】 　 　　　　　　　　　　　【ファンド名】 
PCAアセットマネジメント　　　　　PCAインド株式オープン　
HSBCアセットマネジメント　　　  HSBCインドオープン　　　　　　
ドイチェアアセットマネジメント　　ドイチェ・インド株式ファンド　
UFJパートナーズ投信　　　　　　 UFJﾊﾟｰﾄﾅｰｽﾞ・ﾄﾞｲﾁｪｲﾝﾄﾞ株式ファンド
JPモルガン・フレミング　　　　　 　JFインド株ファンド
フィデリティ・インベストメンツ　　  インド・アドバンテージ・ファンド　
野村アセットマネジメント　　　　　 野村インド株投資

ＡＤＲというのは、米国の証券市場で、米国以外の国の株式などを取引するために発行される
米ドル建ての代用証券（預託証書）のこです。

預託機関である米国の銀行が、自国の証券取引所（インド株ならムンバイ証券取引所

やナショナル証券取引所）に株式を上場している企業から、原株の預託を受けてＡＤＲを発行します。

原株は自国（インド株ならインド）の保管機関に保管されます。

ＡＤＲを購入する＝有価証券の所有権を示す証書を買う
ということであって、株式を購入したのとほぼ同じ効力があると言われています。

インド株のＡＤＲについては日本では、楽天証券が１０銘柄、ほかにも岡三証券
や東海東京証券などで扱っています。